薬剤詳細データ

一般名

グルカゴン

製品名

グルカゴン注射用1単位「ILS」

薬効名

合成グルカゴン製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

グルカゴン注射用1単位「ILS」

yj-code

7229400D1100

添付文書No

7229400D1100_1_03

改定年月

2023-05

第1版

一般名

グルカゴン

薬効分類名

合成グルカゴン製剤


用法・用量

効能・効果 用法・用量 成長ホルモン分泌機能検査 本品1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、通常1USP単位又は体重1kgあたり0.03USP単位を皮下又は筋肉内に注射する。 インスリノーマの診断 通常1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、静脈内に注射する。 肝糖原検査 通常成人には1USP単位(1バイアル)を生理食塩液20mLに溶かし、3分かけて静脈内に注射する。なお、小児においては通常体重1kgあたり0.03USP単位を筋肉内に注射する。 低血糖時の救急処置 通常1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。 消化管のX線及び内視鏡検査の前処置 通常1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、0.5~1USP単位を筋肉内又は静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤の作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15~20分間である。

効能・効果

効能・効果 成長ホルモン分泌機能検査 血中HGH値は、測定方法、患者の状態等の関連で異なるため、明確に規定しえないが、通常、正常人では、本剤投与後60~180分でピークに達し、10ng/mL以上を示す。血中HGH値が5ng/mL以下の場合HGH分泌不全とする。なお、本剤投与後60分以降は30分ごとに180分まで測定し、判定することが望ましい。 インスリノーマの診断 正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常、正常人では、投与後5分以内に血中IRI値がピークに達し、100μU/mL以下を示し、血糖/IRI比は1以上である。インスリノーマの患者では、投与後6分以降に血中IRI値がピークに達し、100μU/mL以上を示し、血糖/IRI比は1以下である。 肝糖原検査 正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常、正常小児では、本剤筋注後30~60分で血糖はピークに達し、前値より25mg/dL以上上昇する。正常成人では、本剤の静注後15~30分でピークに達し、前値より30~60mg/dL上昇する。しかし、投与後の血糖のピーク値だけでは十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後15~30分ごとに測定し、判定することが望ましい。 低血糖時の救急処置 消化管のX線及び内視鏡検査の前処置

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

β-遮断剤プロプラノロール塩酸塩 等,


血糖上昇後のリバウンド現象である低血糖症状があらわれやすくなる。特に、成長ホルモン分泌機能検査におけるプロプラノロール併用時に低血糖によると思われる症状が高頻度に認められているので、観察を十分に行うこと。


通常、低血糖になるとアドレナリンが遊離され血糖を上昇させるが、β-遮断剤の併用により低血糖からの回復反応が抑制される。また、低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延させる可能性がある。


膵臓ホルモンインスリン


インスリンの血糖降下作用が減弱することがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


本剤は糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進等による血糖上昇作用を有する。


抗凝固剤ワルファリンカリウム


ワルファリンカリウムの抗凝血作用が増強することがある。併用時は凝固能の変動に注意し、必要であればワルファリンカリウムを減量するなど適切な措置を行うこと。


機序不明。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシーショック(いずれも頻度不明)

-不快感、顔面蒼白、血圧低下等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 低血糖(頻度不明)

-検査中(通常投与後90分以降)、低血糖があらわれることがあるので、観察を十分に行い、嘔吐、嘔気、全身倦怠、傾眠、顔面蒼白、発汗、冷汗、冷感、意識障害等の異常が認められた場合には、直ちにブドウ糖、糖質の補給が望ましい。,,,

副作用:その他副作用


過敏症 -蕁麻疹
消化器 -嘔吐、下痢、嘔気、腹痛、腹鳴
循環器 -心悸亢進、血圧低下 、高血圧
肝臓 -LDH上昇、血清ビリルビン上昇
血液 -白血球数増加、白血球分画の変動
糖代謝 -血糖値上昇、尿糖
脂質代謝 -トリグリセライド上昇
その他 -頭痛、顔色不良、発汗、熱感、発赤、めまい、血清カリウム低下、倦怠感、ほてり、冷感、血清カリウム上昇、眠気、血清無機リン上昇、尿潜血

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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沖縄県0
合計0
更新予告まとめ