寄稿 『献身』に記されたFAPの"難しさ"
熊本大学大学院神経内科教授 安東由喜雄
2016年01月13日 10:05
編集部より
朝日新聞編集委員の大久保真紀氏が,家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)患者の支援に全身全霊を捧げた志多田正子さんとの関わりを軸に,FAPをめぐる患者・家族・医療者らの闘いと葛藤を描いた『献身 遺伝病FAP患者と志多田正子たちのたたかい』(関連記事)。本書にも登場し,FAPの研究と診療に医師としての人生の大半をかける熊本大学の安東由喜雄教授に寄稿していただいた。