高齢者医療の問題「シームレスな糖尿病診療」を展望
学会長インタビュー
2016年06月26日 07:00
1名の医師が参考になったと回答
新緑薫る京都で開催された第59回日本糖尿病学会年次学術集会(5月19~21日)。同年次学術集会会長を務めた稲垣暢也氏(京都大学大学院糖尿病・内分泌・栄養内科学教授)に同年次学術集会を振り返ってもらった。今回、会長特別企画で高齢糖尿病患者の血糖コントロール目標値が公表されるなど、医療現場で遭遇する問題に答えが出た。同氏は、高齢者医療のニーズに応えるには、医師と他の職種、高度急性期病院から在宅までシームレスにつながる糖尿病診療の実現が必要と展望した。