外科診療の分業化、中間職種(NP、PA)の導入を
周術期管理に追われる非術者外科医師の不足の実態
2017年01月30日 07:15
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外科医不足が問題となっているが、東京女子医科大学心臓血管外科講師の西田博氏は、外科診療において手術以外の業務を行う医師が不足している一方で、術者(を希望する)外科医師は手術症例数から見てむしろ過剰気味であるという実態を紹介。米国で40年以上前から活躍している非医師高度診療師であるナースプラクティショナー(NP)、フィジシャンアシスタント(PA)などの中間職種の導入がわが国でも急がれる、と第78回日本臨床外科学会(2016年11月24~26日)で主張した。