豚ヒレ肉のピカタ・アスパラガスソテー・ニンジングラッセ

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 肉類(牛肉,豚肉,鶏肉など)は良質な蛋白質源であり,脂質,鉄分などを多く含む栄養価値の高い食品です。これらは身体の血となり肉となるもので,健康維持に欠かすことができないものです。肉は部位によって栄養価が異なります。メニューのなかの主菜として使われる食品で,1日に約80gを目安にします。

 牛肉には,鉄分が豚肉や鶏肉よりも多く含まれます。また,脂肪は肉類のなかでは最も多く含まれています。肉類の脂肪は飽和脂肪酸を多く含み,コレステロール値を高める働きがあります。コレステロール値の高い人や糖尿病,肥満の人はヒレやもも肉などの低脂肪の部位を選ぶようにします。

 豚肉には,ビタミンB1が牛肉の約10倍も多く含まれ,B1供給源として適しています。B1は糖質の代謝や神経の働きに関与しているため,疲労を回復させ,いらいらを防ぎます。アリシンを多く含むニンニク,ニラ,玉ネギなどと組み合わせるとビタミンB1の吸収が5,6倍に高まります。

 鶏肉は,牛肉や豚肉と比べて淡白で食べやすいという利点があります。特にささ身は脂肪が少なく,胃腸の弱い人や減量中の人に適しています。もも肉や胸肉は皮を除けば,ダイエット中の人にとっても大切な蛋白質源になります。

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