柔道整復問題「保険請求の3分の1が大阪から」の怪

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 身近な代替医療として国民に浸透している「柔道整復」だが、患者被害や不正請求の横行、国民医療費の伸びを上回るペースの療養費増加など、のっぴきならない状態になっている。この「柔道整復療養費問題(柔整問題)」について考える日本臨床整形外科学会のシンポジウム「国民の健康と医療制度を考える 行政刷新会議のその後―療養費審査について」が11月6日、東京都で開かれた。柔整療養費の請求額が突出して多い大阪府からは、大阪府医師国民健康保険組合の廣瀬一史理事が登壇。全国医師国保の柔整療養費の3分の1が大阪府からの請求である状態の適正化を目指し、始めた取り組みを紹介した。照会状の送付だけで3割減の効果も見られたという。

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