慢性腎臓病、透析回避のカギは睡眠

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 日本では、高齢化や生活習慣病の増加に伴い、透析患者が増えている。透析には多額の医療費がかかるため、慢性腎臓病(CKD)の重症化による透析導入をいかにくい止めるかが目下の課題である。大阪大学キャンパスライフ健康支援センターの山本陵平講師らの研究グループは、CKD患者を対象に睡眠とCKDの進行による透析導入リスクとの関連を検討。その結果、CKD患者は睡眠の質が低いほか、睡眠時間が短いあるいは長いと、CKDの進行により透析に至るリスクが高くなることを明らかにした。詳細は、11月15日の「Clinical Journal of the American Society of Nephrology」(オンライン版)に掲載されている。

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