日本では、生涯で男性の2人に1人、女性は3人に1人ががんにかかるといわれる。このシリーズでは、その中でも比較的数が少ない部位のがんを取り上げ、症状や治療法などに触れていく。1回目は甲状腺がん。帝京大学医学部(東京都)外科の高見博主任教授は「患者の約8割が女性で、しかも若いうちから発病するのが特徴です」と説明する。