早寝がうつ病と自殺念慮を予防―米研究

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 【ウェストチェスター(米イリノイ州)】米コロンビア大学医療センターのJames E. Gangwisch准教授らの研究により、親から就寝時刻を早く設定されている青少年では、うつ病と自殺念慮(死にたくなる気持ち)のリスクが有意に低下することが分かった。これは、早寝が睡眠時間を延長し、睡眠の深さを増すことで予防効果を発揮するためだと考えられる。逆に、就寝時刻が遅いとうつ病や自殺念慮のリスクが上昇し、午前0時以降の就寝では、午後10時以前に寝ている青少年に比べて20%増えたという。詳細は米医学誌「Sleep」(2010; 33: 97-106)に発表された。

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