安静時の心拍数が多いと、心臓や血管などの循環器における病気(心血管疾患)になるリスクや生命予後が悪化することが、数々の報告から明らかになっている。ノルウェー工科・自然科学大学のJavaid Nauman氏らは、女性では安静時の心拍数増加によるリスクが運動で改善される可能性があることを英医学誌「Journal Epidemiol & Community Health」(2010; 64: 175-181)に報告した。