新たな子宮頸がんワクチン、9月15日公費助成開始

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 2011年7月、子宮頸(けい)がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンとして、国内では2製品目となる「ガーダシル」(商品名、販売元MSD)が承認された。公費助成は9月15日に開始される。筑波大学大学院人間総合科学研究科の吉川裕之教授(婦人周産期医学)は9月2日、東京都で開かれた「4価HPVワクチン『ガーダシル』発売記者説明会」(主催=MSD)でガーダシルの概要について講演。子宮頸がんだけでなく、性器や肛門の周りに良性のいぼができる尖圭コンジローマなどHPV関連の疾患を幅広く予防することから、その意義などについて概説した。

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