頭痛薬の服用で不整脈に―デンマーク研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 頭痛や生理痛、発熱時などに使われている「非ステロイド抗炎症薬(NSAID)」。胃薬などと並び、最も一般的な薬と言えるだろう。ところが、そのNSAIDが不整脈のリスク上昇と関連しているとの研究結果を、デンマーク・オーフス大学病院のHenrik Toft Sørensen教授らが、英医学誌BMJ」(2011; 343: d3450)に報告した。NSAIDではこれまで、胃腸障害や腎障害、心血管疾患(心臓や血管など循環器の病気)などのリスク増加が報告されていたが、不整脈(心房細動や心房粗動)のリスク増加が報告されたのは初めてのことだという。

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