原千晶さんインタビュー(子宮がんとの闘い)(4)

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――がんを経験して性格や考え方、食生活や生活習慣などに変化はありましたか。

 私は、自分が2度もがんにかかったのは性格による部分が大きいと考えています。何でも白黒つけたがり、一度嫌な目に遭うとずっと引きずってため込んでしまうような、負のエネルギーの強さが災いしたのではないかと...。けれども、2度目のがんの後は結婚したこともあり、温厚な主人の性格に助けられながら、嫌なことがあっても大抵は流せるようになりましたね。現在は「今を生きる」ことを信条にしていますが、むやみに過去を憂いたり未来を案じて不安になったりせず、生きることに対して肝が据わったように感じています。

 食生活の面では、闘病中に10キロ近く太ってしまったこともあり、ダイエットの意味も込めて玄米菜食を心掛けています。それから、酵素を手作りして毎日飲んでいます。病気をしてから人間の生理の大切さが身にしみたので、食べ物をおいしくいただくこと、質の良い睡眠を取ること、しっかりとした排泄ができるように日々気を配っています。

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