食事療法をめぐる議論において新たな論点となるかもしれない―。高カロリー食を摂取している高齢者では、認知症の前段階である軽度認知障害のリスクが2.4倍に上昇するという、米メイヨークリニックのY. E. Geda氏らの研究成果を、米国神経学会が公式サイトで紹介している。米国の一般人口約1,200人を対象とした研究で、詳細は今春開催の第64回米国神経学会(4月21~28日、ニューオーリンズ)で発表されるという。