妊婦へのインフルワクチン、出生体重などに好影響

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 新型インフルエンザ流行による混乱はあったが、季節性インフルエンザワクチンについて、日本では妊婦への接種を積極的に推奨していない。一方、米国などでは妊娠14週以降の妊婦への接種を勧めている。ただ、胎児や新生児への影響は十分に研究されているわけではないようだ。こうした中、米ジョンズホプキンス大学公衆衛生学のMark C. Steinhoff氏らは、インフルエンザワクチン接種群が対照とした肺炎球菌ワクチン接種群に比べ、出生児の平均出生体重が高く、母子の熱性呼吸器疾患の発症が少なかったと、2月21日付のカナダ医学誌「CMAJ」(電子版)に報告した。

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