一般に、男性よりも女性で頻発するとされる片頭痛。遺伝傾向が強く、家族歴(近親者がその病気にかかったことがある)を持つ人が8~9割にも上るとの研究報告もある。米国神経学会は公式サイトで、女性の片頭痛に関する2つの研究報告について紹介。片頭痛を持つ母親から生まれた子供では乳児疝痛(せんつう)※発症リスクの上昇が認められ、片頭痛の女性ではうつ病発症リスクの増加が確認されたという。いずれも、第64回米国神経学会(4月21~28日、ニューオーリンズ)で詳細が発表される予定だ。