米ペニントン生物医学研究センターのGeorge A. Bray教授らは、健康な25人を厳格な管理下でタンパク質量の異なる食事を取る3つのグループを比較したところ、「低タンパク質食群では通常タンパク質食群と高タンパク質食群より体重増加が少なく、体脂肪量の増加にはタンパク質ではなくカロリーのみが関与するようだ」と、米医学誌「JAMA」(2012; 307: 47-55)に発表した。タンパク質量は、エネルギー消費と除脂肪体重の変化に関連することが判明したという。