糖尿病治療薬、がんに有用の可能性

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米国がん研究協会(AACR)は3月末、糖尿病治療薬「メトホルミン」(商品名「メトグルコ」など)のさまざまながんへの有用性を示す5つの研究成果のリリースを、同時に発表した。糖尿病とがんに密接な関連があることはよく知られており、メトホルミンを使うことで糖尿病患者のがん発症が抑制されるという研究結果は、主に大腸がんを中心に報告されてきた(関連記事)。しかし、今回発表された5件の研究は動物実験などが含まれているものの、膵臓がん、前立腺がん、肝臓がん、口腔(こうくう)がん、メラノーマ(悪性黒色腫)と、いずれも種類の異なるがんに関するものだ。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする