脂質異常症治療薬でパーキンソン病リスクが低下―米研究

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 手足の震えや筋肉のこわばりなどが現れ、生活に多大な支障を来すパーキンソン病。日本の患者数は約14万人で、1,000人に1人以上がかかっているといわれる。パーキンソン病の治療薬にはL-ドパ製剤やドパミンアゴニストなどがあるが、脂質異常症(高脂血症)の治療薬であるスタチンを定期的に服用することで、パーキンソン病の発症リスクが軽減されると、米ハーバード大学のXiang Gao氏らが米医学誌「Archives of Neurology」(2012; 69: 380-384)に発表した。

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