腎臓の働きが低下すると命の危険にさらされることもあるものの、初期段階では自覚症状がほとんどない。その中でも血圧の上昇やむくみなどが挙げられているが、その1つに睡眠中に繰り返し呼吸が止まる睡眠時無呼吸が入るかもしれない。カナダ・カルガリー大学医学部のDavid D. M. Nicholl氏らは、腎機能の低下に伴って睡眠時無呼吸と夜間低酸素症にかかっている割合が上昇すると、米医学誌「Chest」(2012; 141: 1422-1430)に発表した。