運動不足解消で日本の平均寿命は0.9年延びる―米研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 先進国を中心として世界的に運動不足の状態で、健康状態に悪影響を与えていると考えられている。米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のI-Min Lee氏らは、ロンドン五輪(7月25日~8月12日)を前に、運動が病気や平均寿命に与える影響を国ごとに評価。運動不足が解消された場合、平均寿命が世界で0.68年、日本では0.91年延びると、7月18日付の英医学誌「Lancet」(2012; 380: 219-229)に報告した。Lee氏らによると、運動不足の影響は喫煙や肥満と同じ程度で、運動不足の解消、減少に向けた世界的な努力を訴えている。

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