米ミシガン大学保健システムのKevin A. Kerber氏らは、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている目まいの治療法に関する映像が全世界で広くシェアされ、症状に悩む患者の有効な手段となっている可能性を、7月24日付の米国神経学会機関誌「Neurology」(電子版)に報告した。これは、良性発作性頭位目まい症の有効な治療法として知られる「エプレー法」(Epley maneuver)に関する映像で、同氏らの集計によると、最も再生回数が多かったのは同学会が制作したものだったという。