睡眠時間が足りているにもかかわらず日中に強い眠気を催す人は、睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどの病気が疑われるが、高齢者の場合、認知機能低下のサインかもしれない。フランス国立衛生医学研究所のIsabelle Jaussent氏らが、米医学誌「Sleep」(2012; 35: 1201-1207)に発表した研究結果によると、過度な眠気を訴えた高齢者で認知症リスクが1.39倍になったという。