睡眠薬や抗不安薬で高齢者の認知症リスク上昇

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 睡眠薬や抗不安薬として世界的に処方されているベンゾジアゼピン系薬。さまざまなリスクが指摘されているものの、実際には慢性的に処方されるケースが多い。フランス・ボルドー第2大学のAntoine Pariente准教授らは、65歳以上を対象に検討した結果、同薬を服用していると認知症リスクが1.6倍高いことを、9月27日付の英医学誌「BMJ」(電子版)に発表した。Pariente准教授らは、同薬を無差別に処方すべきではないと注意を促している。なお、日本で処方されている主なベンゾジアゼピン系薬は、睡眠薬が「ハルシオン」や「レンドルミン」など、抗不安薬が「デパス」や「ホリゾン」など。

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