日本医師会や日本呼吸器学会などは、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD、関連記事)の認知度向上などを目指し、「COPD啓発プロジェクト」を発足した。2013年から始まる次期「国民健康づくり運動プラン(健康日本21)」でCOPDが"発症予防と重症化予防に取り組む非感染性疾患"に加えられたことを受けてのもので、現在25%のCOPD認知度を2016年までに50%まで引き上げる活動を展開するという。10月30日に東京都内で開かれた記者会見では、有名俳優陣を起用したテレビCMの放映など具体策を発表した。なお、11月14日は「世界COPDデー」。