喫煙は美肌の敵といわれるが、その科学的根拠を示す研究成果が日本から報告された。岐阜大学大学院医学系研究科の永田知里教授(疫学・予防医学分野)らが日本人女性を対象に調べたところ、喫煙したことがない人や元喫煙者に比べ、喫煙者ではメラニン色素などの量が多いことなどが分かったという。詳細は、1月26日発行の英医学誌「Tobacco Control」(電子版)に掲載されている。小社の取材に対し、永田教授らは「(女性たちが)喫煙をやめるきっかけになることを期待する」とのコメントを寄せた。