新たにSFTS死亡2例...ダニ予防・受診のポイントは?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 厚生労働省は2月13日、ダニを通じて感染する新しい病気「重症熱性血小板症候群(SFTS)」で死亡した症例が新たに2例、愛媛県と宮崎県で確認されたと発表した。ともに男性で、1月末に発表された第1例(山口県)と同様、死亡時期は秋とされている。SFTSは2009年に中国で初めて報告され、2011年に原因となるウイルスが特定された感染症で、致死率は推定10%以上。治療法は確立しておらず、ワクチンもないため「屋外でダニに刺されないこと」が最も重要な予防法とされている。SFTSには未解明の部分も多いようだが、ダニが媒介する感染症はほかにも複数あり、予防や受診のポイントに関する情報が国内外の当局などから出されているので紹介する。(関連記事

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