ヒジキの梅あえ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 エネルギーコントロールをする場合,今までよりも食事量が少なくなり,ともすると食事がさびしくなりがちです。また,空腹感に悩まされることもあるでしょう。そんなとき,料理に超低エネルギー食品を使ってボリューム感や満足感を出すようにします。

 超低エネルギー食品というのは,以前はノーカロリーと言われていたキノコや海藻,コンニャクなどを言います。これらには少量ですが蛋白質や炭水化物などが含まれており,最近は100g中20kcalぐらいを超低エネルギー食品と言っています。野菜のなかではキュウリやナス,レタス,ダイコンなども 20kcalぐらいでこの部類に入ります。これらはエネルギーをあまり気にしないでたっぷりと食べられるので,おおいに利用したいものです。

 キノコ,海藻,コンニャクには食物繊維が多く含まれ,便秘の予防や動脈硬化のもとになるコレステロールを体外に排泄する作用があります。これらを調理する際の注意点として,ダイエット中の人は油や砂糖の量に配慮します。

 今回は海藻を使った料理を紹介します。海藻類はビタミンやミネラル,食物繊維が豊富な食品です。現代人が不足しがちなカルシウムや鉄分に富んでいます。海藻のぬめりは食物繊維の一種,アルギン酸によるもので,血液中のコレステロールの改善に効果があります。また,ヨードは新陳代謝を活発にし,甲状腺ホルモンの成分として作用します。

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