「本来の味ではない感じがする」「食べ物の味が薄く感じられる」など、味覚に異常を訴える人が増えている。高齢者に多いが、最近では20歳代、30歳代にも見られるようになった。大阪市立総合医療センター耳鼻咽喉科の愛場庸雅部長は「主に亜鉛不足が原因となって起こります。亜鉛製剤の服用で6~7割は改善します」と話す。