慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)など、呼吸器の病気が増えている。しかし、その療養方法に関しては誤解が少なくない。体を動かすと呼吸が苦しくなるからといって安静にしていると、悪循環に陥って日常生活に支障を来すようになる。生活の質(QOL)を維持・向上させるには、適切なリハビリテーションを行う必要がある。