「うつ病」という用語が一般社会で広く使われるようになった近年、本来の医学用語には存在しない「うつ」という言葉と混同して使用されるなど、医療現場を中心に混乱が生じているとして、日本うつ病学会では用語検討委員会を立ち上げ、ガイドライン(指針)作成に向けて討議を重ねてきた。同委員会では、 2011年に作成した案のうち、評議委員の賛同が得られた「委員会多数意見案」を同学会の公式サイトで公開、4月24日まで一般に意見を募っている。