トランポリン器具を使った運動と音楽を併用した音楽運動療法が、交通事故などで意識障害を起こした患者の療法として注目されている。同療法を石切生喜病院、北野病院(いずれも大阪府)の協力で実施している大阪芸術大学初等芸術教育学科の野田燎教授(音楽脳神経学)は「音楽運動療法は運動、言語、精神をつかさどる脳の働きを活性化させます」と話している。