わが国にも古くから、病気になったときは食を正すことが治療の第一歩という教えがある。腎臓病の食事療法は、まさにこの考えを実践する治療法だ。JAとりで総合医療センター(茨城県)腎臓内科の前田益孝部長によると、タンパク質を取り過ぎないことと、エネルギーを十分に取ること、塩分を控えることの三点が重要だという。