「子供が花粉症で寝つきが悪く、鼻詰まりのせいで夜泣きをする」―保護者としては、小さな子供が花粉症に苦しむ前に手を打ちたい。ロート製薬は2014年1月8日、16歳以下の子供を持つ保護者を対象にアンケート調査を実施した結果、「子供が花粉症」が約3割、「5歳までに発症」が4割を超え、低年齢化傾向にあると報告した。また、1歳までに2カ月以上湿疹が続いた子供の花粉症発症率は1.5倍との結果から、大阪府済生会中津病院小児科の末廣豊医師は「乳児期の湿疹から子供のアレルギー疾患が始まり、湿疹をできるだけ早く治すことが"アレルギーマーチ"(成長とともにアレルギーが変化すること)の発展阻止につながることが証明されつつあります」との見解を示した。