血液一滴でアルツハイマー病検査、愛知県などが開発

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 「最近、物忘れがひどい、もしかして...」―自分や家族にアルツハイマー病など認知症の疑いを感じても、「すぐに病院で検査を」とは自身の気持ちの上でも、家族に勧める上でもなかなか難しい。そんな中、愛知県や国立長寿医療研究センターなど同県の産官学共同研究チームは1月21日、自宅で簡単にできるアルツハイマー病の検査法を開発したと発表した。独自の半導体イメージセンサーが、一滴の血液に含まれる成分からアルツハイマー病の原因物質とされるタンパク質の一種「アミロイドβ」を検出し、わずか10分後に結果がスマートフォンに表示できるという。2015年からの実用化を目指す。

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