関節リウマチは直ちに生命に関わるものではないものの、長く付き合わねばならない病気。今では効果の高いさまざまな治療薬がそろっており、どのように生活したいか、そのためにどのような治療を受けたいかなど、希望に応じた治療を選ぶこともできるようになってきている。患者が自分から治療に向き合っていくことができる半面、選択肢が多いためにどの治療法を選ぶのがよいのか悩む人も少なくない。1月30日に開催された神戸大学の整形外科リウマチ患者教室「2014年、今年のリウマチ治療の展望」で、同科の三浦靖史准教授が主治医とのコミュニケーションのポイントを紹介した。