食物繊維で真っ先に思い浮かぶのが便秘予防だが、肥満や糖尿病、心臓病、大腸がんなどを予防することも指摘されている。英リーズ大学のDiane E. Threapleton氏らは、その一つである脳卒中予防効果について、これまでに発表されている日米欧豪の8研究を対象に解析した結果、食物繊維の摂取量が多いほど脳卒中になるリスクが下がることを、米医学誌「Stroke」5月号(2013; 44: 1360-1368)に報告した。