運動により心肺機能を高めることが糖尿病や肥満を予防することはこれまでに指摘されてきたが、がんにかかったり死亡したりすることにも心肺機能が関連していることが分かった。米バーモント大学医学部のSusan G. Lakoski氏(血液・腫瘍学)らは6月2日、米シカゴで開かれた第49回米国臨床腫瘍学会年次学術集会(2013 ASCO)で、心肺機能が高いほど後にがんにかかる確率やがんでの死亡率が低下することを報告した。