治療ガイドと管理が一冊で! 学会発行の「心不全手帳」

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 自分がかかった病気がどんなもので、どんな治療法があるのか――患者なら誰でも知りたいことだが、診察の際に医師や看護師らに詳しく聞けない人も多いだろう。また、病気よっては日々の管理が重要になってくる。心不全に関して、こうした問題を一気に解決してくれる「心不全手帳」が、日本心不全学会(理事長=東京医科歯科大学医学部・磯部光章教授)から発行された。治療のガイドとなる「連携手帳」と、毎日の血圧や自覚症状などを患者自身が記入していく「記録手帳」のセットで、心不全に関する知識が得られるとともに、自身の状態が把握できる内容だ。同学会は、心不全患者は保険証や「おくすり手帳」などとともに「心不全手帳」を持ち歩くよう推奨している。

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