運動のし過ぎは逆効果、心臓病の危険性高まる―欧州2研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 病気の予防には運動と食事が重要。でも、運動のし過ぎはかえって病気を招いてしまうかもしれない。5月14日発行の英医学誌「Heart」(電子版)に発表されたスウェーデンの研究によると、30歳のときに週5時間を超える運動習慣があった人で、後に心臓病になる危険性が上がったという。また、同時掲載されたドイツの研究では、毎日運動している心臓病患者は、全く運動をしない人に次いで心臓病で死亡する危険性が高まっていたとしている。2つの論文を評論したスペイン・バルセロナ大学のEduard Guasch氏らは、結果の重要性に言及しつつ、「運動によって健康的な効果が得られるのは疑いようのない事実」と述べている。

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