欧州衛生当局も日本への渡航注意情報「風疹予防接種歴の確認を」

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 国内の今年の風疹報告数は、6月末現在で1万1,489例を記録。自治体では予防接種費用の助成などに取り組んでいるが、流行の抑制にはつながっていない。欧州連合(EU)の感染症対策当局である欧州疾病対策センター(ECDC)は6月27日、日本の風疹流行を週報のトップ扱いで紹介し、渡航者に麻疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風疹の三種混合ワクチン(MMRワクチン)を接種したことがあるかどうか確認するよう注意喚起した。先月、米疾病対策センター(CDC)は、風疹の予防接種歴や罹患歴のない妊婦は日本への渡航を延期することなどを注意喚起している(関連記事)。

最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る

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