高齢社会の中で患者数の増加が懸念されているのが、アルツハイマー病などの認知症。認知症の主な症状は記憶力が低下することだが、年を重ねることで起こる物忘れとどう違うのか。順天堂大学医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センター・メンタルクリニックの一宮洋介教授に聞いた。2つの違いは、認知機能の程度を測るテストを行うと分かるという。