妊娠中の喫煙で娘が肥満に、妊娠糖尿病にもかかりやすく

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 妊娠中の喫煙が胎児の発達障害や早産の原因になることは知られているが、その子供が生まれた後、長期間にわたって影響する可能性があるようだ。スウェーデン・ルンド大学医学研究所のKristina Mattsson氏らは、母親が妊娠中に喫煙していた女性では肥満や妊娠糖尿病になりやすい可能性があると、欧州医学誌「Diabetologia」(電子版)に発表した。妊娠糖尿病は妊娠中、一時的に血糖値が上がる病気。出産後に改善することが多いものの、胎児に悪影響をもたらすことも少なくない。つまり、妊娠中の喫煙は自身を含め3世代にわたって影響する恐れがある、ということになる。

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