首が据わり、お座り、はいはいと赤ちゃんが成長していくとともに、母乳やミルクから離乳食へと変わっていく。離乳食の開始をいつにするか悩んでいる親は少なくないだろうが、その開始時期が早くても遅くても、「小児糖尿病」ともいわれる1型糖尿病にかかるリスクが高まると、米コロラド大学デンバー校公衆衛生学部のBrittni Frederiksen氏らが7月8日発行の米医学誌「JAMA Pediatrics」(電子版)に発表した。遺伝的に1型糖尿病になるリスクを持つ子供を対象にした研究で、離乳食は生後4~5カ月に開始するのが最も安全だったという。