国立感染症研究所(東京都)は7月16日、今年の風疹と風疹による胎児の先天障害(先天性風疹症候群)に関するリスク評価を発表した。全体として風疹患者の報告数は減少傾向にあるものの、減少の度合いには地域差があるほか、増加傾向にある県もあると指摘。感染経路は職場が最多だったことを明らかにした。流行を止めるには20~40歳代の男性が予防接種を受けること、先天性風疹症候群を防ぐには妊娠する可能性がある女性が予防接種を受けることが重要としている。 最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る