経口避妊薬で難病に? クローン病リスク3倍―米研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 避妊目的だけでなく、月経に伴う症状の緩和や子宮内膜症などの治療に使われている経口避妊薬(ピル)。日本でも1998年の認可以来、多くの人が使用しているが、長期間使うことでがんになるリスクが高まるなど、さまざまな副作用が指摘されている。米ハーバード大学医学部のHamed Khalili氏らは、米国の女性23万人分のデータを調べた結果、経口避妊薬を服用している人では、腹痛や下痢が繰り返し続く難病「クローン病」になるリスクが3倍に増えると、英医学誌「Gut」8月号(2013; 62: 1153-1159)に報告した。

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