子供の糖尿病といえば自己免疫疾患の1型糖尿病がほとんどだったが、近年は先進国を中心に生活習慣が招く2型糖尿病が増えている。そんな中、米バンダービルト大学医学部のWilliam V. Bobo氏(精神科)らは、6~24歳の4万3,000人を対象に検討した結果、抗精神病薬を使っている子供や若者では、抗うつ薬や抗不安薬などその他の向精神薬を使っている人に比べて2型糖尿病になるリスクが3倍に上ったと、8月21日発行の米医学誌「JAMA Psychiatry」(電子版)に発表した。