増える老人性難聴、補聴器選びのポイントと注意点は?

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 わが国の補聴器出荷台数は2010年以降、右肩上がりで増えており、2013年には年間52万台を突破した※。超高齢社会による老人性難聴、いわゆる"耳の遠い"お年寄りの増加がその背景にある一方、"装着に抵抗感がある""価格が高い"といった壁があり、聞こえの悪さを我慢している人も多いという。補聴器を着ける前には、専門医の診断が勧められる。そこで、耳鼻咽喉科を受診する目安から補聴器選びのポイントや注意点までを、日本耳鼻咽喉科学会専門認定医で、山川耳鼻咽喉科医院(東京都)の山川卓也院長に聞いた。なお、山川院長は同学会から嘱託された補聴器相談医の取りまとめ役として各都道府県に1人ずつ配置されている「補聴器キーパーソン」を長年にわたり務めている。

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