カナダ・ケベック州の保健当局は今年の秋から、同州に住む女児への子宮頸(けい)がんワクチン(HPVワクチン)の推奨接種回数を3回から2回に減らすことを発表した。ただし、多くの導入国での推奨より早い9歳からの接種が条件とされている。子宮頸がんワクチンは、日本を含む多くの国で3回接種することが推奨されているが、今回の変更はカナダ国内で行われた臨床試験の結果に基づいて決定したという。