大腸がんでの死亡率、検便で3割減 内視鏡検査で7割減

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 大腸がんの検診として日本でも実施されている検便(便潜血検査)と内視鏡検査について、米国での2つの大規模な研究結果が、9月19日発行の米医学誌「New England Journal of Medicine」(2013; 369: 1106-11141095-1105)に報告された。大腸がんによる死亡率は検便で3割減、内視鏡検査では7割減だったという。内視鏡検査は大腸がんの発生リスクも6割程度抑えたことから、研究を行った米ハーバード大学医学部の西原玲子氏らは「内視鏡検査が、大腸がん死と発生の両方のリスク低下と関連することが示唆された」と述べている。

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